Le TEMPS∞ル・タン
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毛皮族。
先日、下北沢駅前劇場へ千秋楽の毛皮族の舞台を観にいってきました。
毛皮族2009年本公演
『社会派すけべい』
作・演出:江本純子
出演:江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 高田郁恵 金子清文
日程:2009年11月19日[木]~12月1日[火]※全17回公演
毛皮族のお芝居、今回もかなりバブリーでかなりトチ狂っていました♪
毛皮族の舞台がある、と聞けばほとんど条件反射的に「観にいきたい」って思う。
なんでだろう・・・。
女優の方々の上半身丸出しニップレス付の姿が観たいのか・・・
・・・観たい。
ハイテンションでわけのわからぬ早口せりふが聞きたいのか・・・
・・・聞きたい。
キチガイじみたパフォーマンスが観たいのか・・・
・・・観たい。
舞台は料亭旅館のミニチュア版様。舞台セットを見ただけでも、これからそこで起こる喧騒のドラマをニヤりと期待してしまう。
坪庭を更に縮小して、だけど鹿威し(ししおどし)だけはそのままのサイズ。
会場が暗くなり、コツン・・・コツン・・・、静寂を楽しむ風流さを演出する
日本庭園の代表的アイテム、その竹の鹿威しが水を受けて動き出すが、リズムは狂い始め、幕開け・・・。いきなりのハイテンション・・・。
スキだ♪
小学4年生の姿(とは思えない色っぽさ)の町田マリーさんのギリギリ超ミニからのぞく白いパンツはバカバカしさとエロさのマリアージュ。
柿丸美智恵さんは狂人親子三人を一人でこなす。三者三様だけど、三人ともあまりにも狂いすぎてておかしい。
羽鳥名美子さんはドラマのキャラのジローを狂信的に思い続けている旅館の女将。ジローを思いながら客の部屋で自慰行為にふけってしまう。仲居さんたちには盗み聞きされるし、大女将には見つかってなじられるし。。。
役者の女性たちは皆さん、舞台じゃなくて普通の場所にいらっしゃったら理知的で素敵な女性だろうな・・・って想像できるのに、舞台上では狂った奇天烈なキャラクターを演じる。しかもニップレスの上半身裸のお姿。。。
ギャップです。そのギャップが魅力的でもあったりする。
江本さんが作り出すそれぞれのキャラクターはおかしなところが誇張されてはいるけど、周りを見渡すとそんなキャラが垣間見える人ってけっこういたりする。そういうところも面白い。
いやーそんな狂った人いないよー、・・・とも言い切れない。。。
突然猟銃を発砲するひとは世の中には中々いないから普段安心して暮らしてはいるけど、でもいる。時に街中でナイフを振り回して人を殺めてしまうひとがいたり、それこそ銃をぶっ放しちゃったり・・・。
いるんです。なんらかのきっかけで理性の糸がブチっと切れちゃったり、あるいは最初から理性が薄かったりする人が・・・。
そういう唐突な発露はどんな人の中にもいつも潜んでいるような気がする。
理性でカバーしているから落ち着いているけど、理性の膜が剥がれたら、出てしまうんじゃないでしょうか、どうしようもない本性というか野生というかが。。。
毛皮族のそういう理性の膜が剥がされて出てきた欲望とか純情とかそういったものを観るのが面白い。。。
それにしても天才・江本純子さんの疲れている姿には妙に色気を感じる。。。
■毛皮族HP:
http://www.kegawazoku.com/index.html
ル・タンに飾ってあります「天国と地獄」のポスター。
2007年公演の毛皮族の舞台のために作られた宇野亜喜良さんの限定100枚のシルクスクリーンです。
舞台にも出てきたフレンチカンカン。素晴らしい発色です。
■youtube:毛皮族「天国と地獄」PV
http://www.youtube.com/watch?v=GJIgluIlF7k
毛皮族2009年本公演
『社会派すけべい』
作・演出:江本純子
出演:江本純子 町田マリー 柿丸美智恵 羽鳥名美子 高野ゆらこ 武田裕子 延増静美 高田郁恵 金子清文
日程:2009年11月19日[木]~12月1日[火]※全17回公演
毛皮族のお芝居、今回もかなりバブリーでかなりトチ狂っていました♪
毛皮族の舞台がある、と聞けばほとんど条件反射的に「観にいきたい」って思う。
なんでだろう・・・。
女優の方々の上半身丸出しニップレス付の姿が観たいのか・・・
・・・観たい。
ハイテンションでわけのわからぬ早口せりふが聞きたいのか・・・
・・・聞きたい。
キチガイじみたパフォーマンスが観たいのか・・・
・・・観たい。
舞台は料亭旅館のミニチュア版様。舞台セットを見ただけでも、これからそこで起こる喧騒のドラマをニヤりと期待してしまう。
坪庭を更に縮小して、だけど鹿威し(ししおどし)だけはそのままのサイズ。
会場が暗くなり、コツン・・・コツン・・・、静寂を楽しむ風流さを演出する
日本庭園の代表的アイテム、その竹の鹿威しが水を受けて動き出すが、リズムは狂い始め、幕開け・・・。いきなりのハイテンション・・・。
スキだ♪
小学4年生の姿(とは思えない色っぽさ)の町田マリーさんのギリギリ超ミニからのぞく白いパンツはバカバカしさとエロさのマリアージュ。
柿丸美智恵さんは狂人親子三人を一人でこなす。三者三様だけど、三人ともあまりにも狂いすぎてておかしい。
羽鳥名美子さんはドラマのキャラのジローを狂信的に思い続けている旅館の女将。ジローを思いながら客の部屋で自慰行為にふけってしまう。仲居さんたちには盗み聞きされるし、大女将には見つかってなじられるし。。。
役者の女性たちは皆さん、舞台じゃなくて普通の場所にいらっしゃったら理知的で素敵な女性だろうな・・・って想像できるのに、舞台上では狂った奇天烈なキャラクターを演じる。しかもニップレスの上半身裸のお姿。。。
ギャップです。そのギャップが魅力的でもあったりする。
江本さんが作り出すそれぞれのキャラクターはおかしなところが誇張されてはいるけど、周りを見渡すとそんなキャラが垣間見える人ってけっこういたりする。そういうところも面白い。
いやーそんな狂った人いないよー、・・・とも言い切れない。。。
突然猟銃を発砲するひとは世の中には中々いないから普段安心して暮らしてはいるけど、でもいる。時に街中でナイフを振り回して人を殺めてしまうひとがいたり、それこそ銃をぶっ放しちゃったり・・・。
いるんです。なんらかのきっかけで理性の糸がブチっと切れちゃったり、あるいは最初から理性が薄かったりする人が・・・。
そういう唐突な発露はどんな人の中にもいつも潜んでいるような気がする。
理性でカバーしているから落ち着いているけど、理性の膜が剥がれたら、出てしまうんじゃないでしょうか、どうしようもない本性というか野生というかが。。。
毛皮族のそういう理性の膜が剥がされて出てきた欲望とか純情とかそういったものを観るのが面白い。。。
それにしても天才・江本純子さんの疲れている姿には妙に色気を感じる。。。
■毛皮族HP:
http://www.kegawazoku.com/index.html
ル・タンに飾ってあります「天国と地獄」のポスター。
2007年公演の毛皮族の舞台のために作られた宇野亜喜良さんの限定100枚のシルクスクリーンです。
舞台にも出てきたフレンチカンカン。素晴らしい発色です。
■youtube:毛皮族「天国と地獄」PV
http://www.youtube.com/watch?v=GJIgluIlF7k
by bar_letemps
| 2009-12-03 14:39
| Jyoseの日記
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